初心者のためのルアーによるシーバスの釣り方
この記事はシーバスを釣りたい初心者の方に向けたの記事となっております。
まずはしっかりとベイトにマッチしたルアーを投げる大切さを説明していきたいと思います。
楽しいシーバスフィッシング、これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
目次
シーバス釣りをする前の心得
・川の状況をしっかりと確認する
・その日のベイトはなにかを見極める
・シーバスが居そうなところにマッチザベイトを狙ったルアーを投げる
1.水面の状況を確認する
水面の状況から水の中をイメージすることができます。
例えば
シーバスが餌(ベイト)を求めて活性高く動いているか?
ベイトが動き回っているがシーバスのバイトが起きていないか?
いま水面に泳ぎ回っているのは何なのか?
こういった情報を視覚的に確認してます。
2.その日のベイトを判断する
そもそもシーバスはとても獰猛であり捕食者です。
小魚からエビ、虫エサまで何でも食べます。
しかし、時期によって食べる種類も変わることがあります。
これを【パターン】といった言葉で判断していきます。
3.マッチザベイトを狙え
シーバスは雑食なので様々な餌で狙うことができます。
そして、シーバスがその時、食べたい餌を投げ込んであげることで釣果が大きく変わります。
例えば、人間でも毎日、数ある食材・メニューの中から、その日に食べたいものを選びますよね。
カレーライスが食べたいときに、ラーメンを目の前に出されても食べないかもしれませんが、カレーライスが出てきたら食べますよね。
夏の暑い日に、鍋と冷やし中華が目の前に来たら、冷やし中華を食べる人間の方が多そうですよね。鍋を食べる人間もいますが、冷やし中華を販売したほうが、人間を多く釣れそうです。
シーバスが何を食べたくて活動しているかをしっかりと見極める必要があるのです。
シーバスが釣れるパターンについて
シーバスのパターンについてです。
ルアーシーバスフィッシングをするアングラーがよく使う言葉で「○○パターン」という表現あります。
基本的に3つのパターンがあります。
・ハクパターン
・アミパターン
・バチパターン
ハクパターン
ハクとはボラの幼魚です。
10㎝未満のボラをハクと呼び、もう少し大きいのはイナッコと言います。
冬に孵化したハクは成長し、沿岸へ近づきます。
この群れたハクをシーバスが捕食している状況をハクパターンと言います。
<参考記事>
【シーバスの釣り方】春のハクパターンを攻略
【シーバスの釣り方】春のマイクロベイトパターンはハクの群れを探せ!!
アミパターン
冬から春にかけて河口ではプランクトンが大量に発生します。
これをアミとよび、これをシーバスが食べに来ます。
プランクトンなので、非常に小さく、基本的に大きくても1cm以下が多く、細かいベイトとなります。
なので、このパターンの時に大きなルアーには反応しなくなることが多いです。
バチパターン
バチとはイソメやゴカイ類の生物です。
バチという言葉で「バチ抜け」という言葉が使われることがあります。
基本的にバチは河口に多く生息していて、それをシーバスが捕食します。
バチ抜けとは
地域によって時期が異なりますが、東京湾では例年2月の中頃から確認される現象です。
バチは、潮が大きく動く大潮、中潮の満潮からの下げ初めから3時間程度の間に、産卵の為、砂の中から這い出てきて水面を浮遊し流れ出し、水面がバチで沢山になります。これをバチ抜けと言います。
2月の中旬頃は、産卵を終えたシーバスがシャローエリアでバチを待ち構えてます。
産卵で体力を使い切ったシーバスが体力を回復させるために荒食いをするのがこの時期です。
ちなみに、水面上にたくさんのバチが浮いてくるといいましたが、バチの目的は繫殖なので、様々なレンジに広がっていることが考えられます。
水面だけでなく全体的なレンジを探るようにして、シーバスを狙っていくと釣れやすいです。
上記3つのベイトパターンは思えておくと良いでしょう。
パターン別の使用するルアー
最後に3つのパターン時に使いやすいルアーの紹介です。
アミパターン
アミパターんとなるとベイトは小さいです。
結果的に小さいルアーを使用してみることをお勧めします。
S・P・M55などがおすすめです。
ハクパターン
小魚ベイトです。
これは様々なものがあるので好みで使ってみましょう。
オススメはバイブレーション、表層であればミノー系がいいです。
バチパターン
これは王道の中の王道
バチ抜け専用ルアーのにょろにょろがオススメです。
いかがでしたでしょうか。
イメージができればシーバスは比較的簡単に狙える魚です。
これを機会にシーバスを釣ってみてはいかがでしょうか?