Pocket

みなさんはじめまして(^^)/

トモ猫です!

ブログを見てくれてありがとう!

少しでも記事を書いている筆者をイメージしてもらえるように自己紹介をしたいと思います(^-^)

その辺に普通にいる人間なので、 なんだー。普通じゃんって思うかもしれませんが・・・

トーナメントで優勝したとか、プロで有名人なんて肩書は ないですよー(^-^)

釣り場にいるそこそこ釣ってるおじさんって感じです!

このブログでは、初心者の方がいとも簡単に黒鯛がつれるよう応援していくつもりです。

そしてなるべくこのブログはリアルな場所にしたいと思ってます。

嘘ではないリアルな情報を包み隠さず提供しますよ。

他で言われている黒鯛釣りの釣り方以外にも、自分で編み出したアイデアも合わせて情報提供していきますね。

必要なな装備や道具の紹介から始まり一連の流れもSTEP順に学べる講座も公開していきます。

一般的なやり方も良いですが、たまには冒険するのももいいですよ(^-^)意外と釣れたりします!

人に聞いた話とか、どっかに書いてあったとか、ではない自分で考え実践して、実際に釣りあげて感じたこと、現在の私の答え、まさに生の情報です( `ー´)ノ

前置きが長くなりました(^^;

 

☞トモ猫のプロフィールです!!

 

年齢: 40代

性別: 男性

家族構成: 妻・長男2歳

出身: 埼玉県

職業: 自営業?自由業?風天?

座右の銘: 事は十中八九まで自らこれを行い残り一、二を他に譲りて功をなさむべし

かっこよく手柄はくれてやるってことだよ( `ー´)ノ

性格: 温和、消極的、好奇心旺盛、慎重かつ大胆
野心家、おっちょこちょい、たまに大成功、誠実
物静か、お人よし、マイペース、おだやか、不器用
世渡り下手、ぐうたら、ろくでなし、すけべ、まじめ

自分でも持て余す性格だ(*_*;

釣法: 紀州釣り、フカセ

良く行く釣り場: 館山

 

 

☞ここから釣り歴だよ(^-^)

  • 小学校低学年:
    おそらく初めて釣りをしたのは小学校低学年の時 近くの小さい溝川でクチボソだったと思う。

それか、田んぼでよっちゃんイカでザリガニか?

  • 小学校時代:
    父親と近くのため池に行って父親が 鯉を釣った記憶が鮮明にある。

金色の魚体をしていて、いい形をしていた。

家に持って帰り、たらいの中の魚を飽きもせずに ずっと見ていた。

遊びに来た叔父さんとため池にタナゴを釣りに行った。

ソーセージを餌に釣りをした。 叔父は腰をいためて真夏の熱い中、木陰で叔父の腰が治るまで帰れなかったのを覚えている。

近所の上級生のガキ大将に連れられて埼玉から 電車で茨城県の牛久沼までブラックバスをルアー 釣りに行った。自分は釣れなかったが、それ以来 ルアーを集めだした。

  • 中学校時代:
    近くの一級河川「江戸川」に同級生と釣りに行く。

当日は雨上がりで釣れた魚を水たまりに活かして おいたが、鳥に釣った魚を持っていかれる。

江戸川で草魚の大物を釣り嬉しくて魚拓をとり 友達に配る。

今では恥ずかしい。ろくでもない魚だ。くっさ~

  • 高校時代:
    釣りから離れてバイトしてはふらふらしてました。
  • 20代:
    茨城県の北浦でブラックバス釣りを夢中になる。 当時で1日3~4匹くらい釣ってた感じ。今はもっと釣れるよね。 アウトドア用品も集めだして、当時の彼女と釣りをしながら コンロでBBQしながらの釣りが楽しかった。 車中泊もこの頃からやるようになる。 やはり釣りは泊まりで自炊が一番楽しいですね。

幼馴染みの一部が海釣りを始めた。

ルアーをしていた幼馴染と合同で茨城県鹿島港に 行ったのを覚えてる。

川や湖と違い、海は色んな魚が釣れた。 海タナゴ・アイナメ・カサゴ・ハゼ・シャコ・・・etc 楽しかった。

川から海にシフト。ルアーでシーバスを始める。

  • 30代:

仕事仲間の先輩と東京湾のたしか船橋?ニチレイ裏? に行き今現在の最長記録のシーバスを釣る。

82cmあったが、タモを準備していなかったから弱らせて 二人で口をつかんで引きずり出した。

親指の腹の皮がボロボロになった。

幼馴染とたまに海釣りにでかけた。サメが釣れたりして 楽しんだ。

 

2011年7月久々に釣りに行く

友達と東京湾に夜釣りに行く。 涼みながら電気浮きやりたかった。

デカいスズキがかかりまくる。 あいかわらずタモを持ってないのであげられない。

タモを買ってリベンジ。 50クラスがばんばん釣れる。

今まで釣りから離れていたが・・・

やはりいくつになっても楽しい時間だ。

幸せな時間を見つけてしまった。

日常生活のストレスから逃げるように暇さえあれば東京湾に入り浸っていた。

いつもの場所でスズキを釣ってるといつもと

違う動き。

底に底にひく・・・もしやこのひきは・・・

上がってきたのはやはり・・・

友達が暗い海面にライトを照らしている。

その魚体に目を疑う。

「何?この魚?丸いよ。鯛みたい・・・」

黒鯛だよ。しかもデカい!」

・・・バラしてしまった。

そして、ここで思う。

そういえば海釣りを始めてから、

幼馴染らで話してたのは

黒鯛釣りたいなー!だったなあと。

そして思った。

今まで黒鯛と本気で勝負したことがあったか?

無いなあ・・・

ちょいと本気で狙ってみるか・・・

この夜、隣でスズキと格闘している友達の横で心に火が付き、決意した・・・

長くなりました。ここからが黒鯛ストーリーです。

 

2011.9
今週末出陣だ・・・

準備をしよう。
ネットで黒鯛の釣り方的なの調べてまずやったのが リールのラインを交換しました。

3000番のリールに 3号ライン。

今思えばリールもラインもデカい(^^;

とりあえず準備して釣れる気は満々だった。

それにしてもネットの情報はあてにならないですね(^^;

 

さらに情報収集して目に留まった釣法が「団子釣り」 これは最強かもしれない・・・

理に適った釣り。爺さんくさい釣り方だと思ってた。

黒鯛素人の俺でもイメージできる・・・釣れそう・・・

 

ネットで調べたアイテムを上州屋で買い込んだ。

おから団子にチヌパワーと粗びきさなぎ・・・
さらに重ったい3号くらいのウキ・・素人ですなあ(*_*;

ハイテンションで一人海へと出発した。

目的を持ち、入念に情報収集して、準備を整え いつも以上にワクワクドキドキで海に向かった。

釣り場の本やネットで選んだ今回の舞台は、生涯忘れもしない・・・

勝山港。

ここが出発点。

到着したのは、夜の20時頃だったかな。

この夜は生あたたかく、ほどよい海からの風が気分を盛り上げてくれた。

暗い海に釣り人がちらほら・・・電気浮きが見える。

いかにも釣れそうな気配の海に感じた。

すばらしい。俺の門出にふさわしい夜だ。

千葉は市原あたりまではよく行ったが、

さらに足をのばしたことで、未開の地。

この日は何もかも初めてのこと。

まさに大冒険。であった。

(ここは最近は行かないが、今でもたまに行くと 帰ってきたな。

という気持ちになり、 すごく居心地が良くて、いつまでも 居たいと思ってしまいます(^-^)癒される~)

本で見た釣れるポイントには、すでに人が入っていた。

ちっ!舌打ちした俺は、一応あいさつをした。

俺:

「となりでやらせてもらいます」

釣り人:

「黒鯛狙い?」

俺:

「はい。今日初めてチャレンジするんです」

釣り人:

「俺、トーナメント出たりしてるから、 なんかわかんないことあったら聞いていいよ」

なんか自分を大きく見せてウザい人っぽいなと感じたが
とりあえず・・・

俺:

「すごいっすねえ。よろしくお願いします。」

なんてやりとりをして準備を始める。

買ったコマセの袋の裏面にある説明の分量で配合して 作ってみた。
よくわからんが、説明どおりぴったり作ったから完璧と思った。
おそらくこの時の俺は、鯉のブッコミ釣りの吸い込みの 団子のイメージだった(*_*;

早速夜の海に団子を投げる!

あれっ?団子が全然割れない。

これは違う気がすると思いながら、かなりの時間割れるのを待つ。

やっと割れたが、アタリなし。

釣り人:

「俺は団子はやったことがないけどその団子明らかにが固いっしょ」

俺:

「たぶんそんな感じですねえ・・・」

ビックマウスの言ってることは正しいが、

なんか素直に聞けない(-“-)

釣り人: 「俺がフカセをやってるのは・・・・ 団子よりフカセが・・・団子だとあーだこーだ・・フカセが最強で・・俺のこの竿は・・・君の竿は・・・こういうの選んだほうが・海は危険だからライフジャケット着たほうが・・・」

ここにもいたか!俺が俺が男!知ったかぶりで

解説したがり。知識満載!しゃべりの達人!

みなさん騙されないで!この人すごそうだけど

魚は釣れないです(>_<)

(そんなことより修正しないと・・・まいったな。やはり簡単じゃない)

とりあえずこんなもんかとくりかえし何度か投げた。

となりでもビックマウスがひたすらコマセをまきながら・・・

釣り人:

「今日はしぶい日だよ」

とあきらめ口調で言った。

俺:

「そのようですねえ。」

その時

その人物は現れた・・・

かなりの長身。

190cmはあろうか。

日焼けした顔に無精ひげ、長い髪を後ろに束ねている。

がっしりした体系。

海の男という感じ。

のっそのっそ近寄ってきて一言。

長身の男:

「んあー。黒鯛狙いっぽいなあー。二人ともー。」

長身の男:

「釣れたかい。チヌはーあ。」

釣り人:

「いやーまだ始めたばかりで、まだ釣れないですね」

長身の男:

「そりゃそうだろー。場所が悪い悪い。

その場所は釣れてもメジナだ」

釣り人:

「どこかいいポイントは、ありますかねえ。」

長身の男:

「あそこの角に俺のクーラーBOXがあるの見えるかい?

ここに来て今日で3日目。

この港で一番チヌがいるのは、あそこだ。」

釣り人:

「これからやるんですか?」

長身の男:

「今日はとっくに店じまい。これからかみさんと酒飲んで車でおやすみだよ。明日起きたらまた始めるさ」

釣り人:

「じゃあそれまで場所借りていいですかねー?」

長身の男:

「いいよいいよ(^-^) デカいの釣ってってよ。せっかく来たんだから」

(ちなみにビックマウスの釣り人は、 埼玉県浦和から来てました。 トーナメント出てるわりに、ほいほい場所を移動して この尻の軽さに、やはりこの男は?と疑いながら、 俺はこの場所で釣ってやるさ。とこの時点では まだいきがってた)

長身の男:

「あんちゃんは団子やってんのかい?」

俺:

「はい。団子は今日が初めてなんです。」

長身の男: 「いいねえ。団子釣りを選ぶとは。」

俺:

「色々調べたら黒鯛を釣るには、一番良さそうだったので・・・」

長身の男:

「あれ?黒鯛釣ったことないの?」

俺:

「はい。釣りは長くやってますが、一度も無いです・・」

長身の男:

「・・・黒鯛釣りたいの?」

俺:

「はい。夢の魚なんですよ・・・今日はマジで黒鯛と勝負しにここに来て・・・初戦なんです。」

長身の男:

「君おもしろいねえ!夢?大げさな笑 固い固い! はっはっは(^-^) 黒鯛なんて簡単に釣れるよおー。」

「確かに狙わないと釣れない魚だがね。-生釣れない釣り人いるだろうな」

俺:

「仲間内ではかなり難しい魚って感じですよ・・・僕はまだ釣ったことないから死ぬまでに1匹くらい釣りたいと」

長身の男:

「なんか幻の魚みたいな感じだなあ。まあ普通にやってたら釣れないもんな」

長身の男:

「・・・明日はやるの?もし明日もいるなら釣らしてやるよ。クロダイ・・・」

俺:

「えっ?マジですか?」

長身の男:

「なんとなく君ならいけそうな気がするよ。明日・・1匹か2匹・・・」

「そこの俺のクーラーBOX明けてごらん」

クーラーBOXを開けると・・・

そこにはギッシリと大漁の黒鯛がいた。

見たことも手にしたこともない夢の魚が目の前にあった。

情けないことに、こんなチャンス2度とないと思い、1匹ください。

とか、写真とらせてくださいとか言いそうになりました。

それにしても俺にとって幻の魚をこんなに釣るなんて・・・

 

俺:

「明日も残りますんで、教えてください。」

長身の男:

「オッケー!じゃあ明日起きたら一緒にやろうよ(^-^)」

俺:

「よろしくお願いします。」

長身の男:

「・・・あいよ。と言ってもまだ君は寝そうもないね。まだやるんでしょ?ちなみに黒鯛は夜はねえ。釣れんよ。スズキがドカンとくるかもな。はっはっは。では、少し手ほどきすっか・・・」

 

長身の男は、俺の仕掛けの浮き下に少しおもりを付けて、

 

長身の男:

「夜の付けエサは、オキアミはいかんよ。
イソメあるならそっちを付けな」

と言い残し、車へ帰って行った。

(何を細工したんだ?)

と思いながら仕掛けを投げてみると・・・

俺:

(あれ?電気浮きがさっきより見やすくなった)

(・・・あの人は、本物かもしれない)

急に静かになってしまったビックマウスが言った。

釣り人:

「あの人は、もしかしたら金谷港でもいっぱい 釣ってた人かもしれない。 明日、竿を見てみて。もし赤い竿だったらしっかり
教わったほうがいいよ。最近聞く人かもだから」

俺:

「はい。俺今日はもう寝ます。」

今日はもう黒鯛を釣る腕の無い俺は、残りのコーラを 一気に飲み干し、明日のために寝ることにした。

 

翌朝

ああ。まぶしい。
昼間の釣りは久しくしていない。
黒鯛は夜の魚と思ってたが。
本当にこんな晴れたおだやかな海から
ごっつい顔の黒鯛がつれるのだろうか・・・

当然まだ長身の男の言葉を信じることは
できない。

でも昨日のビックマウスとはあきらかに格が違うのは確か。
結局俺は信じて、こうして残ってあの男を待っている。
そして早く来ないかと心待ちに期待をふくらませている。
俺は人を見る目はあるつもりだ・・・

準備を整え、とりあえず自己流で始める。

ぜんぜんアタリもない。
これは、あの人も釣れなくて言い訳するかな。
俺の知る昼間の海釣りはいつもこんなだよ。

なんてぼやきながら昼近くになると、やっと長身の男が現れた。

長身の男:

「やる気だねえ。どうだい?」

俺:

「アタリ一つないですね・・・」

長身の男:

「まあゆっくりやろうや。」

奥さん:

「おはようございます。」

俺:

「おはようございます。」

奥さん:

「黒鯛釣れるといいねえ(^-^)」

俺:

「はい。」

長身の男:

「おい。お前サンドイッチとコーヒーを2人分買ってこいや」

奥さん:

「あいよ。がんばってねー。」

少しぽっちゃりした明るい奥さんが港から出ていく。

俺:

「奥さんも釣りやるんですか?」

長身の男:

「あいつは、日焼けしたくねーみたいで夜のアジ釣り専門だ。いっちょ前にサビキじゃなく一本針で釣るんだよ」

俺:

「やりますねえ」

!!赤い竿・・・
昨日のビックマウスが言ってたとおりだ。
やはりやり手の男に間違いないだろう。
しかも準備が速い。しゃべりながらすいすいと あっという間にセッティング。

俺の団子の具合を確かめる・・・

長身の男:

「ありゃりゃ。こりゃだめだ。」

俺:

「・・・」

長身の男:

「水多すぎだわ。これ俺の粉足してやるから本物の団子触らせてやるよ」

団子を配合を調整してくれた。

俺:

「(・・・え!?何これ!?パサパサ・・・)」

「これ団子になるんですか?」

長身の男:

「投げて5秒・・・やってごらんよ(^-^)」

半信半疑ながら団子をにぎる。
これ絶対投げたとたんに割れちゃうよ・・・
マジか?

俺:

「こんな握り方で大丈夫ですかねえ?」

長身の男:

「はっはっは。ずいぶん固く握ったねえ。ちから団子だ。こりゃあ割れんの7秒くらいかかるかな。」

俺:

「はぁ。じゃあ投げてみます。」

これだけ割れないって言うんなら割れないんだろう。
よっしゃー。

ひょいっと。 ビューン。 バシャんっ!

着水・・・

浮きが消える・・・

(空中分解して割れなかった)

1・2・3・・・・7

ピョコン!!

浮きが上がった!

まさか本当に7秒ジャストで団子が割れるとは・・・

長身の男:

「ほらな(^-^)」

俺:

「すごいっす・・・」

長身の男:

「どうしたのそのウキ?

浮きも重すぎるからこれ使いな」

と変わった木の入れ物から浮きを差し出した。

俺:

「いい形のウキですねえ」

長身の男: 「ああ。それもこれも全部自作だよ」

俺:

「すっすごいっすね」

長身の男:

「いいウキ売ってないから。自分で作るんだ」

なんだこの完成度。とても手作りには見えない。
売り物のようだ。
やっぱりこの男・・・本物なのか・・・
じゃあ、あとは本命を釣って見せてもらうだけだ!
カッコだけじゃないとこを見せてもらおうじゃないか。
そしたら師匠とでも呼んでやる。

長身の男:

「じゃあのんびりやろうや(^-^)」

ボちゃーん!さすがに慣れた手つきで団子を投げる。
団子の飛距離も遠く着水音が違う。
俺も長身の男の見よう見まねでとりあえずやる。

奥さん:

「ただいまー!食料だよ。 じゃあ私寝ますんでがんばって釣って くださいね!」

俺:

「はい。いただきます。」

奥さん:

「それでアンタは釣れたの?」

長身の男の: 「アホか!今始めたんじゃ!釣れんのはあと1時間後じゃ!」

奥さん:

「あっそう。おやすみー。」

俺:

(・・・1時間後か・・・)

30分後・・・
長身の男のウキにアタリが出始める。
全然合わせない。

俺:

「合わせないんすか?」

長身の男:

「・・・うん。なんとなくね。」

いちいち意味深な行動をとる人だ・・・
それでいて考えがあると思わせる。

またアタリがある。

とその時、

合わせた!!

竿がしなる!!

俺:

「おおー!黒鯛っすか!?」

俺のテンションMAX!!
デカい声で聞いた!

長身の男: 「この手ごたえは・・・ごめんごめん!これは本命じゃないわ(^-^)おそらく良型のイサキってとこだ」

俺:

「イサキですか?」

イサキが釣れた。
初めて見るシマイサキ。
すごいよ。この人ーーー。

2頭目、
また合わせる!
またヒット!!
シマイサキ!
連続で5~6匹シマイサキを釣った後・・・

長身の男:

「あれっ?この手ごたえ・・たたくねえ・・・うんうん」

「よお。兄ちゃん。本命きたよ・・・」

俺:

「・・・ゴクリ」

奥さんに言い放った1時間ジャスト・・・
出た・・・
本当に真昼間に黒鯛を釣るのか・・・

出てきたのは、正真正銘のクロダイ
信じられない。
本当にいとも簡単に・・・

この男・・・本物・・・

俺: 「本当だった。スゴイッス。師匠・・・」

長身の男: 「とりあえず面目は保てたな・・・」

長身の男: 「次は君の番だ。 1匹でも釣って帰ろうよ」

そのあと無我夢中で俺は団子を投げ続けた 途中なんとか慣れてきてシマイサキは 釣れ出した。
もう夕方近くになり、おかげでもうやり方は少し覚えたし 次回チャレンジしたら一人でも釣れるかなとあきらめかけた・・・
その時、浮きがゆっくり沈んでゆく・・・
ビュンと合わせる!

俺:

「師匠・・・これ・・・たたいてるかも・・・」

さお先を見る師匠。笑顔になり・・・

長身の男: 「良かったなあ。夢かなって。」

なんとかばらさないように
初めての夢の魚・・・
クロダイを釣ることがかなった。

俺:

「ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」

覚えてる。
俺は、2度お礼を言った。

(これは、やばい。 アホな俺でもよくわかる。 この団子のかげんだけでも 自分自身で気づける はずない)

(誰にも教わらずにこの団子の加減に気づくには少なくとも 数年はかかるはず)

気づく前にちゃんと団子がつくれずに、これで釣れるのか?とあきらめて他のやり方に移るんです。

(ましてや黒鯛を狙って釣るまでとなると10年くらいか?)

(もし今日この釣りの極意が身についていたら10年の価値をたった1日でいただいたことに・・・もし金銭的価値にしたらいくら払えばいいんだろう)

少々おおげさ(^-^)

(こうなるとこの人は自分でこの域にたっしたのか?誰かに教わったのか?)気になってくる

俺:

「この釣りは誰かに教わったんですか?」

長身の男:

「ああ。君と同じように教わった師匠がいるよ。今度会うかもしれないなあ」

 

手の握力はほとんど無くなり、久々に夢中で遊びました。

黒鯛釣りの技術を手に入れた俺は、夢の中にでも いるような気分で海をあとにした。
と長くなりましたが、これが黒鯛釣りまでの道のりでした。

このあと師匠の師匠には会えてませんが、師匠の兄弟子と釣りをさせてもらったりしました。

この人もうまかった。師匠とは少し違うタイプだけど。

とにかくひたすら大量の酒を飲みながら釣りしていた。

釣れることより釣りしながら飲むのが好きらしい。

そのあと俺も、自分が教わったように、友達に教えて友達も釣ることができました。

黒鯛を目指していた幼馴染も当然すぐ釣ることができました。

今も楽しくいつでも釣りたい時に黒鯛を狙って釣ることができるようになりました。

当然時期的なことはありますが、堤防で誰もが釣れていない状況でも自分の思考で黒鯛を釣り上げることができるようになりました。

釣れないときの対策も書いていきますね。

毎年型物も釣れてます。型物の釣れるタイミングと準備も書きます。

数年前、念願の年無しも釣ることができました。

年無しはさすがに死ぬまで釣れないかもと思ってましたが、けっこう早い段階で釣れたから、死ぬまであと数匹はいけるかもなんて思えるほどになりました。

みんなが少しでも黒鯛が釣れるように情報発信したいと思います。

一番見て欲しいのは、ワクワク夢中で自己流で一生懸命黒鯛狙ってるけど釣れてない昔の俺みたいな人(^-^)

コツをつかめたらマジですぐ釣れます。難しくないよ~

黒鯛つりを楽しみましょうー(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Pocket