黒鯛は波止の王者で釣り方も面白くておすすめの対象魚です。
秋と言えば、クロダイの数釣りの季節ですね。魚の活性が高くなりますので、本命のクロダイ以外のエサ取りも数釣れてしましますね(^^; いかにエサ取りをかわしてクロダイの口にエサを届けるかが、この時期の重要課題になります。秋のいい時期は、僕は、刺しえさを数種類持って行きます。オキアミの他に、コーンにサナギ、ネリエサなど、持参します。そしてエサの付け方もひと工夫したりしてエサ取り対策をします。エサ取りが沸いてしまって釣りにならないときってどうしようかと思いますよね。
そんな中、ぴたっとエサ取りのアタリが止まる瞬間のドキドキ感が味わえるのも、秋のクロダイ釣りの楽しさの一つです。
初心者の方は、ぴたっと魚が釣れなくなっちゃったとつまらなくなるシチュエーションですが、クロダイ釣りを長年やってる人は、「ついに来たか」と思うはずです。
今日のタイトル「波止の王者」のおでましなんです。
エサ取り達は、王者クロダイが来ると、逃げて行くのです。なので今までさんざんエサ取りのアタリがあったのに突然ぴたりとアタリが無くなったときは、クロダイが近くに来てるのかもしれないと考えられます。
僕がクロダイを釣るときも、エサ取りのアタリがなくなって釣れるパターンがけっこうあります。
ぜひ、そんな時はプラス思考で、クロダイが近くに来てると思って、戦闘モードで釣りをしてみてくださいね。いきなりウキが消えたら期待大ですね。
波止の王者クロダイと言いましたが、真鯛が来たらクロダイも逃げ出します(^^; 同じような形をしてますが、大きさは真鯛のほうが大きく成長しますので・・・
上には上がいますねえ。
以前、クロダイよりスズキとかのほうが、動きも早いし、スズキのほうが強いのではないかと思ったことがあります。
実際のところどうなんでしょうね?体が頑丈なのはクロダイのような気もするし、口も歯が生えていて、カニなど固いものをかみ砕くほどの力がありますもんね。釣れた時は、口に指は入れないように注意してください。
もっと話を大きくしてみましょうか。海の生物の生態系の頂点に君臨するのは、シャチと言われてますよね。
それを知ったときも、映画ジョーズでお馴染みのホホジロザメのほうが強いんじゃないの?と思いました。牙もすごいし、やはりシャチより見た目が怖い!
でもシャチはホホジロザメより強いです。
ホホジロザメは大きくなっても7mくらいで巨大ではありますが、シャチは10mに達しますので、大きさでも優勢です。
体重もホオジロザメ1,000kgに対し、シャチはなんと5,000kg。
体当たりした際、この重量差は決定的で圧倒的に有利ですね。海面を泳ぐホホジロザメにシャチが下から体当たりして即死させたという話があります、
また泳ぐスピードも、ホホジロザメの速度が、40kmに対して、シャチは80km。
水族館でのショーのあの跳躍力は、シャチの加速力があってなせる技ですね。
体の作りも違います。サメには内臓を防御する肋骨がないですが、シャチは哺乳類なので、骨格も丈夫で内臓を防御する肋骨もあります。
しかもイルカの仲間なので知能も兼ね備えている。
シャチは知能があり、がっしりした重量により攻撃力があり、瞬発力による回避能力があり、丈夫な骨格により防御力もあることから海で最強の生物なのです。
そう考えると、クロダイも攻撃力と、防御力はありそうですね。波止では最強かもしれません。
今年もエサ取りの騒がしさからの、突然の静けさのドキドキ感を味わいたいものです。
その正体はクロダイではなく青物の可能性もありますが(^^;
エサ取りって何の魚がエサを取っていくの?
カワハギとか?
カワハギもたまに釣れるかな。良く行く所らへんは、ヒイラギ、チャリコ(真鯛の子)、ヘダイ、メジナ、ボラ、シマイサキ、ゴンズイ、フグなんかが釣れるよ。ヘダイはけっこうアタリが強くて顔がかわいい鯛で美味しい魚だから、嬉しい外道です。釣っても釣ってもヒイラギって時は、キツイっす!
ヒイラギって粘液出す奴?
若洲で釣っているとギマが釣れる
あれもヌルヌル出すから食べるみたいだけど
直ぐにリリース
今度館山で釣りする時はゴンズイ釣って
現地で味噌汁作ろうぜ
前に飲んだけど出汁が出て美味かったから 笑
そう!ヒイラギはヌルヌルするやつだよ。若洲にもギマいるんだねえ。市原で釣ったことあるね。あれもなんか面白い魚だよね。
ゴンズイの味噌汁かあ。怖いけど美味いなら一度飲んでみたいね。
釣り人じゃないと飲めない漁師飯だねー。
楽しみは尽きないなあ!