黒鯛釣りで教わった信じられないアタリの取り方
こんばんは。
今日は、特に思いつくことがないので、タイムマシーンに乗り、過去を振り返って遊んでみようと思います。
過去の写真のデータを見ていると2012年の10月8日のクロダイの写真が目に留まりました。
そのクロダイは、黒く勇ましいクロダイでした。
それでは、あの日に戻ってみます。タイムスリーーーップ!!
師匠から連絡があり、秋に一度釣りに行かないか?と誘われました。それを受け、師匠と2度目の釣りをすることになりました。
師匠から団子釣りを伝授していただき、その後、それなりに上達したつもりでした。クロダイもたくさん釣れるようになり、自信も出てきた頃でした。「師匠より釣れてしまったらどうしよう…」なんて、少し高飛車な不安を抱きながらの釣行だったのを覚えています。
今回の釣り場は、師匠と出会った勝山ではなく、師匠が最近行っている釣り場とのこと。どんな場所か楽しみに現地に向かいました。
南房総のファミリーマートで待ち合わせしました。
久しぶりに師匠と再会し、軽く会話をしたのち、食料を買い現地へ出発しました。
着いた場所は布良港。
ここは釣り座が限られており、豆腐型の四角い釣り場で、クロダイ狙いであれば左側に2人、正面に2人で4人がギリギリの収容人数とのこと。釣り場の右半分も釣りはできるがメジナポイントで、クロダイは釣れないとのこと。
運よく場所もとれ、軽く会話を楽しんだ後、車内で眠りにつく。
朝が来ると、めずらしく師匠は早く起きて準備をしていた。
以前教えてもたった時と、竿やウキが変わってました。最近はこの装備でやってるみたいだ。
団子の配合も今回は、集魚剤などを、変えてました。
僕は、いつものスタイルで釣りを始めました。
しばらく、常連の釣り人も、師匠も僕も、釣れない時間が続きます。
僕は、この布良港にがっかりして、今日は坊主かもしれないな。と、うっすら頭をよぎるような雰囲気でした。
師匠は、常連の釣り人と会話をしながら、タナを変えたりしながら、ポイントを攻め続けていました。
そして「やっと来たか!」と師匠。
曲がる竿。
見事に、なかなかの型のクロダイを釣り上げました。
やっぱりこの人すごいな。内心、師匠が先に釣れてよかったと思いました。これで僕も気兼ねなく本気で釣りができると。
「何とか面目は保てたかな」と師匠。
さすがだ。
この釣れない状況を釣るとは。
どうやって攻めいているか聞くと、かなりハワセてるとのこと。仕掛けを見てみると1ヒロ以上ハワセてる感じ。
ウキの反応もかなり、繊細とのこと。師匠が言うには、居食いしてるのをを合わせたらしい。ホンマかいなー?見えんのか?
その後も、師匠の竿に、ヘダイやキビレが爆釣しだす。この違いは、何なんだ?と思った。
僕のほうは、いっこうにアタリもないので師匠の見学をさせてもらうことにした。
師匠が投げた仕掛けを目で追い、どんなアタリに合わせを入れるのかが見たくて、ウキを凝視した。
しばらくすると師匠が竿を振り上げビュンッと合わせる!
竿が曲がる。
良型のクロダイ2尾目ゲット。
なんじゃこりゃ!?
ウキを凝視してたつもりだが、ぜんぜん変化なかったが・・・
となりの釣り人も、「今ウキ見てたけどアタリ見えなかったなあ」と・・・
師匠は笑っています。
この時点で、まだまだ師匠にはかなわないと僕は思いました。
良かった。まだ師匠を超えてない。
どんなアタリがでたんですか?と師匠に聞くと
「アタリは出ていない」と・・・
はぁー!?なんだってー!?
「海の中を空想してて魚が食った気がしたから合わせてみたら釣れたんだ」
ホントかウソか、わからないが実際にアタリが出てない状態で、しっかり合わせて釣り上げてる。
すごいなあ。
いちいち達人の風格だなあ。
その日は、早めに上がるとのことで、僕に魚と、自作のウキをたくさんくれて、師匠は帰って行った。
僕はその後、初めて釣れたキビレで満足し、師匠の健在ぶりに胸をなでおろして釣り場を後にしました。
これが、ある秋の記憶です。
この釣り場では、その後数回やりましたが、カイズクラスしか釣れてないですね。なんせ場所に入ることが、まずできない。常連さんに場所取られてるからね。
いつか、この場所でまたやりたいです。いつ行けるかなあ?老後か?
タイムマシン
タイムマシーンは考えたね
クロダイのあたりは分からないけど
師匠って天才かイカれてれ紙一重だね 笑
最近俺も釣りに行ってないから
このブログ読んだら行きたくなったよ
師匠はほんと不思議な人種だ。
釣り道具を整理してたらラパラが数個出てきたから、車に乗せました。時間ができたら久々にやってみます(^-^)