夏に釣れるバリ・アイゴの習性や散れる時期・釣り方の紹介
夏の時期だと暑くとても魚が釣れる感じがしませんが、よく釣れるのがバリです。この魚は、尾びれに毒があるのですが、直接触れなければ大丈夫です。引きがとにかく型の割には、強いのでとても面白く奥の深い釣りです。
バリ・アイゴの習性
バリ・アイゴは、一般的に目が見えない魚と言われています。よって臭覚で寄ってきて餌を食べるといわれています。雑食で匂いの強い餌に反応を示しますが、何でも食べる雑食性の魚です。警戒心の強い魚でカワハギのように食べては、離しの繰り返しです。
バリ・アイゴの釣れる時期や時間帯
釣れる時期は、梅雨の時期が産卵期で特に日が上がった日中から夕方によく釣れます。潮に関しても主にチヌやクロと逆になることが多く主に下げ潮の時に反応が良い感じがします。海水の温度が上がった時間によく餌を食べます。
バリ・アイゴの釣れる場所やポイント・釣り座
河口や磯、そして防波堤でよく釣れます。潮の流れがあるところでよく釣れます。汽水域でも釣れますが、沖合の磯などに大型のバリが釣れることが多いです。磯からだと意外に沖合の本流の中などでよく釣れます。潮通しの良いところで釣れます。
バリ・アイゴの釣り方・テクニック
仕掛けは、竿が、1.5号の磯竿で道糸は3号で、ウキ関しては、どんぐりウキや棒ウキと分かれます。仕掛けが絡みにくいのは、どんぐりウキの方でまた、潮の流れが速いときや強風に強いのもどんぐりウキです。ただ、バリ釣りは、アタリがとても繊細でちょっとした反応のアタリとなります。よってアタリがわかりやすいように消し込みが良いようにスリムの形のウキが良い感じがします。また、あまり水中ウキをつけない方が、アタリがわかりやすいです。ガン玉を段うちして3つくらいハリスにつけます。そうすると微妙なアタリがわかりやすいです。棒うきも0.5号から1号くらいの負荷でトップが長い方がわかりやすいですが、風に弱いのでその点を考慮して選択する必要があります。棒ウキは、とても潮のりが悪いです。よって、水中ウキを使いますが、なるだけスリムな形のものを使います。そして、こちらもハリスを1ヒロから1ヒロ半くらいでガン玉を段うちし3段打ちくらいにします。極端な話、ハリスが、まっすぐな状態に海中でなってもかまいませんが、アタリがわかりやすいようにします。ハリスの大きさも2号でも十分です。あまりハリスを嫌わないような感じがします。針に関してもチヌ針で十分で3号くらいを使います。ただ、タナに関しては、クロと同じタナが多いです。よって二ヒロくらいから竿1本または、1本半くらいが多いです。餌に関しては、オキアミでも虫餌でも良いですが、匂いの強い餌に反応がいいので効率的に釣るには、その場所で一番反応の良い餌を探すことです。その点だと練り餌を使う人が多いです。練り餌は、市販のものでも十分に良いのですが、集魚材、オキアミ、パン粉やニンニクなどを混ぜて独自のブレンドの練り餌を作って使う人も多いです。あまり動きのある餌や、視覚に訴える餌は、あまり関係ないようです。匂いに引き寄せられるのが多く、しかもちょっとづつ食べるみたいです。よって、あわせが難しくそこに惹かれる釣り人も多いです。数ミリウキが引き込まれるアタリが多くアタリの出方を重りなどできちんと調整してやる必要性があります。そのウキの浮力の調整が一番調整でウキの負荷が3号とか大きいものでもその分鉛や水中ウキやガン玉で浮力を押さえてやることをすれば十分にそのバリのアタリを捉えて合わせることができます。一度かけたら、ばらさないことが肝心でそのことでバリが散ってしまうこともあります。よって数を釣るには、バリを散らさないことも重要です。とにかく引きが強くアタリが捉えるのが難しいところに惹かれる釣り人が多いです。
バリ・アイゴの調理法
切れ目を入れて焼き魚にしレモンを垂らして食べるとおいしいです。 尾びれに毒がありますので注意が必要です。