黒鯛の海水温を考えた釣り方
9月も半ばを過ぎました。
暑さも今週くらいで終わりですかね?
海の中は、真夏のピークと言ったところではないでしょうか?
これから徐々に水温も下がって行きますね。
水は温まりにくい物質なので、地上の温度と海中の温度は1、2ヶ月くらいタイムラグがありますので、現在の海中は7月か8月くらいではないでしょうか?
また、水は冷めにくい物質なので、11月くらいまでは普通に釣れると思います。
クロダイは人間のように体温調節ができないので、自分で居心地の良い場所へ移動します。
そこで今日は、クロダイ釣りと海水温について考えてみたいと思います。(釣りに行けないから、イメトレです)
クロダイの性質に注目して、海水温からクロダイのいるポイントなどを推測することもできるのではないでしょうか?
(ここからは、僕の勝手な推理です)
今日現在、おそらく海水温が高い時ですが、高ければ釣れるかというと、そうでもないようです。
25℃を上回ると釣れなくなるようです。こんな時は、夜釣りでクロダイを狙うのが良さそうですね。それか朝いち。
一番活性が高くなる温度は、18℃と言われております。
今年の釣行を10月に予定しています。僕の予想では、そのころ18℃くらいで釣りができるとイメージしてます。大潮の後の中潮。爆釣と予想してます。
では、季節ごとに考察してみたいと思います。
◆春
乗っ込みの季節です。水温が14℃~15℃になると釣れ始めます。
春はまだまだ海水温は低いです。水は温まりにくい物質であるため、冬の時期に時間をかけて低下した海水温が春の海中のイメージです。地上はすでに暖かくなってきており、海水もおそらく陸に近い浅場は、水温が上がり始めるのでしょう。深場は海水温が低いので、クロダイは冷たい深場から暖かくなり始めた浅瀬に集まってくるのではないでしょうか?産卵にも温かいほうがよさそうに感じます。
◆夏
地上は、釣りをするのもしんどいくらいの暑さになります。しかし、海中の温度はそれほどでもありません。なので真夏に釣れない。という思いをしたことが結構あります。黒鯛は底を釣れ!と言いますが、僕はこの時期は、中層を狙います。非常識と思われると思いますが、僕のイメージでは、夏は、表層が暖かく、底は冷たいと思ってます。なのでクロダイは底ではなく、暖かい表層近くに浮いていると思ってます。実際に周りの釣り人が釣れない中、中層を狙って結構釣ってます。
◆秋
秋の数釣り!と言われるように、クロダイに限らず、エサ取りたちすべてが、活性が高くなる時期です。海中が少し遅れて真夏を迎えております。海水温が高いことが影響して台風が発生します。この時期に台風が上陸したときは、釣りとしては最高で、海水温が暖かく、低気圧によって活性も上がり、海も荒れて濁りによって警戒心も溶け、爆釣するイメージを持っています。魚が狂乱しているように感じます。台風真っ只中とは言いませんが、ぜひ台風後2日後くらいに行ってみてください。晩秋になれば、水温が表層から低下してきますので、春と逆で、クロダイは暖かい深場へ落ちて行きます。冬を越すために荒食いするのもこの時期です。
◆冬
水温が安定する深場へ移動します。釣れない時期となります。この釣れない時期に遠投、深場を狙って手にする1尾も何とも言えない楽しさです。しかし寒がりな僕はオフシーズンとなります。
今日は海水温についての考えを記事にしてみました。あくまで僕の勝手なイメージしたが、空想を働かせてゲームすることでその日の釣りが、さらに楽しくなると思いますので、人が何と言おうが、自分の空想の中で、釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?