SiCとは?ロッドの選び方で重要なガイドについてわかりやすく紹介

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ちょっと本気でロッドを購入を検討するときには、どのロッドが良いのかをみなさん調べると思います。
ネットで調べたり、メーカーの製品情報など見ると目につく言葉があります。
【SiCガイド】とか【SiCリング】など見たことありませんか?
この「SiCガイド」は、エスアイシーガイドと読みます。
ネットやメーカーからの情報では、SiCが良いと言われてますが、
SiCガイドとはいったい何なのでしょう?
ということでSiCガイドについて調べてみました。
この記事でSiCは、自分の釣りに必要か不要かを考えて、ロッド選びの参考にしてみてください。

SiCガイドとは?

富士工業(株)が提供するのロッドにつくガイド部分です。
ロッドは、DAIWAやSHIMANOでもガイドはこの会社が作ってくれています。
よくFujiと書いてあるシールとか見みたことありませんか?
この富士工業という会社、けっこうすごい会社なんです。
僕は感謝しかありません!いつもありがとう。

このロッドの部品である「SiC」は化学式です。
(Silicon Carbide)ケイ素(Si)と炭素(C)の1:1の化合物で化学式SiCということでです。

簡単に言うと、SiCという素材で作られているガイドということです。
そのまんまの素材の名前なんですね。
パワーガイド!とか名前を付けないあたり、渋いですねえ富士工業さん(*^^*)

SiCガイドの性能は?優れている点などの特徴

SiCリングは放熱性がすごい!

ガイドってすごい摩擦熱が起きる部分なのです。
強いラインのPEを、何度も投げたり、大物の魚と戦ったりしたら、ガイドが削れるほどです。
SiCリングは、ダイヤモンドほどではないですが、ダイヤモンドに次ぐ硬さ。
熱伝導率は、ハードリングの5.7倍で、大物に急にラインが強く引っ張られる時など、ラインとリングの接点は瞬間的に高熱となります。
SiCリングは、その熱を一瞬で拡散してくれるようです。

放熱性についてまとめます。
・ラインとガイドは高熱によって負担がかかる。
・SiCは摩擦熱を抑える
・ガイドが熱で壊れにくい
・ラインの負担軽減

SiCリングのスベリのすごさ!

SiCは宝石レベルの鏡面研磨仕上げが特殊製法によってされています。
表面は顕微鏡で見てもツルツルです。
富士工業のテストでは、改良型のハードリングと比べた糸切りテストでは、驚異的な摩擦抵抗で、20倍以上のライン寿命を記録したようです。

スベリ性能についてまとめます。
・SiCリングは硬く削れにくい。
・ガイドに傷がつかないのでライントラブルの軽減につながる
・低摩擦によりラインが長持ちする
・鏡面研磨の加工により表面が滑るので飛距離が出る
・ガイドの色あせも変質や劣化もしない

SiCリングの硬度ハンパねえ!

SiCはステンレスの12倍の硬さでダイヤモンドに次ぐ硬さ。
目に見えない位の砂や塩が付着したラインは、超長いヤスリと同じ。

硬さについてまとまます。
・SiCリングはとにかく硬い
・硬いので傷がつかない、劣化しない
・強いPEラインにも削られない
・とくにルアーなどの釣りに使う場合は、PEラインで何度も投げ、釣れる魚も大物です。
削れにくく減りにくいSiCは不可欠と言えます。

SiCリングは超軽量!

SICはステンレスの1/3の重さです。
超軽量チタンフレームとの相乗効果で、感度やバランス、ロッドの性能を最大限に引き出します。

軽量についてまとめます。
・感度・バランスが良い
・ロッドの性能を多きく引き出せる

最期に

僕は、初心者の頃、ガイドなんてあまり気にせずにロッドを選んでました。
ロッドの色や形とかがカッコいいもので選んでいて、しいていえば号数くらいは気にしてましたかね。

そして、このSiCを知ったときは、もうこれが付いてないとだめだくらいの感覚で、ロッドを購入しました。
それを使用したときは、今まで使っていたロッドとの差に、おどろいたのを覚えています。
高いロッドと安いロッドの違いに、このSiCが搭載されているかどうかがあります。他にもありますが。
ロッドの強さや重さとかは重視してもガイドまでは見なかったりしますよね。
スペックの割りに値段が高かったりするものも販売されているので、SiCにかぎらず製品情報は目を通して購入したいですね。
そして、高いロッドを使用している人でも、この富士工業のSiCのすごさを知らずに使ってる人は多いはずです。
それはそれで、結果オーライですが、道具の性能のすばらしさを感じながら釣りをするのも楽しいものです。魚をかけて力任せに釣り上げる!にプラスして道具の性能を感じながら魚を釣り上げる。これがまたいいんです(*^^*)
これからも富士工業さんいい仕事たのんます!

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