寒い時期に釣れる魚メバルの釣り方、エビ撒き釣りは活きエビで釣ります。
メバルは、春の魚で冬から春先にかけて海底の岩礁や海草付近に良く群れています。メバルは、眼張といわれるほど目が良くききます。寄って釣るにも仕掛けに神経を使う魚です。しかし、食す魚としては、高級魚でおいしくそれだけに釣りがいがある魚です。
メバルの習性
メバルは、夜行性でよく夜に活発に動いてえさを探します。しかし冬から春先の産卵時期になると昼間の暖かい時なども活発にえさを探します。
メバルの釣れる時期
10月から4月の寒い時期。
春先の産卵時期や産卵後が良く釣れます。
メバルの釣れる場所・ポイント
水門や堤防・テトラの周り、磯など海草が多く生えている所などが良く釣れます。
メバルの釣り方
メバルは、繊細な魚で、よく目が見えます。したがって仕掛けそのものが細仕掛けになります。
細めの磯竿の0.8号くらいの軟目のリール仕掛けで狙うとより広い範囲がポイントとなります。しかし、めばるを専門に釣る人は、のべ竿が多いです。5mくらいの長さを使います。軟目の竿の方が扱いやすいと思います。
ボートで沖から釣る人もいますが、その場合、釣る深さによりますが、浅瀬を釣る人は、のべ竿が多く、より深いところやより遠くを釣る人は、磯竿のリール仕掛けが有利ですが、5mくらいの長さだとボートや船からだと釣りにくいです。
仕掛けとしては、道糸は、ナイロンの方が柔らかいし扱いやすいと思います。のべ竿だと1号くらいがいいと思います。リール仕掛けだとあまり道糸が細いと風などで絡まりやすいので、2号くらいが適当だと思います。
ウキに関しては、誘導より固定させたほうがアタリがとりやすくのべ竿での仕掛けだとウキはハエ釣りなどで使うトウガラシウキの固定が一番アタリが取り易いです。というのもリール仕掛けだろうがのべ竿仕掛けだろうが、メバルは、食いが浅くアタリが出にくいという特徴があります。また、ハリスもできるだけ細い方が、食いがいいのですが、細すぎるとハリスを切られることもありますし、絡まりやすくコントロールが難しいです。とくに時期的に風が強い時が多いですから、その点を考えるとナイロンの0.8号くらいが適当と思います。しかし、その時の状況で異なってきますので何種類かのハリスを用意しておく必要があります。針もメバル針が最適ですが、チヌ針のほうが、針のかかりがいいです。0.5号くらいのチヌ針などをよく使います。
ガン玉は、エサの動きをコントロールするため打つので打たないこともあります。
エサは、ツケエもマキエもモエビを使います。生きているものを使います。生きているモエビを撒くことでメバルが活発にエサを求めて動き回ります。それに乗じてメバルをツケエに食いつかせるのがマキエの役割です。したがって生きていてより元気の良いモエビを撒くことが効果的です。ツケエもモエビの鼻にちょんがけします。そうすることで暴れてメバルの食い気を誘います。
釣る時、また、海草が生えているか溝になっているかなど変化を見つけることも大事です。そういう海底の変化に魚はいます。そういったところがポイントになります。そういうポイントにモエビを撒きます。そういうポイントをマキエを撒く前に探す事がコツとなります。
メバルの調理法
お刺身、塩焼き、唐揚げ、煮付け、メバル汁