ゴンズイの毒に気を付けろ!激痛。応急処置を知っておく。

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今日は、海釣りをする際に、気を付けなくてはいけないことを書いてみます。

釣りは楽しい遊びですが、危険なこともあります。危険なことを知りつつ楽しみたいものです。

海釣りをはじめたばかりの頃は、川の釣りとは違い、色んな魚が釣れてワクワクしました。魚が針にかかると何が釣れるんだろうと、海面に顔を出す魚に期待したものです。

ある時、黒っぽいナマズのような形の髭の生えた魚が釣れました。海釣りになれている友人に「触っちゃダメ!」「毒を持ってる魚だよ!」と教わり、難を逃れたことがあります。海釣りを始めると、いずれ知る魚…その名はゴンズイです。危なく触ってしまうところでした。この魚は、背びれと胸びれに毒を持っています。そこに刺さってしまうと激痛に襲われるそうです。怖いですね。友人の教えが無ければ、きっと他の魚と同様に魚をつかんで、針を口から外していたと思うので、危ないところでした。

私も家族で釣りにきたお子さんなどがゴンズイを釣り上げ、喜んで触ろうとするところを注意したこともあります。ふらっと遊びで海釣りに来るような人は、わからないことなので、怖いなと思います。

今日はゴンズイという魚を知っていただきたく記事を書いてます。

ゴンズイはこんな魚

体長10cm~20cm。
茶褐色の体に頭部から尾部にかけて2本の黄色い線があり、幼魚ほど鮮やかである。

背びれと胸びれの第一棘条(毒棘)には毒があり、これに刺されると激痛に襲われる。

なお、この毒は死んでも失われず、

死んだゴンズイを知らずに踏んで激痛を招いてしまうことが多いため、

十分な注意が必要である。

 

毒の成分はタンパク毒であるため、加熱により失活する。

ナマズの仲間であるため、成魚になるとナマズとよく似た姿となる。

毒針のせいで嫌われるが、毒針さえ取り除けば白身の美味な魚であり、

味噌汁や煮物、天ぷらなどで食される。

応急処置として刺さった棘を抜き、傷口から毒を吸い出して消毒する。

痛みが続く時や痛みとともに吐き気などが続く場合は病院を受診すること。

ゴンズイに限らず、刺毒魚の毒はタンパク質のため熱に弱く、60℃以上の高温で毒成分は分解される。

このため、火傷をしない程度の熱湯(43~50℃程度)に患部を浸すと、毒成分が不活性化し痛みが和らぐといわれる。

 

もしゴンズイを釣り上げたら絶対に触らないようにしましょう。

楽しいお話とともに海の危険についても情報発信していきます。

みなさんが釣りを安全に楽しめますように!

 

 

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