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釣り人がロッドを選ぶときに気になるガイド部分。
SiCを超えて、富士工業が最上級としている「トルザイト」が気になると思います。
最上級ということなのでもちろん良い製品ですが、どのような違いがあるのでしょうか？
結論をまず言います。
個人的には、SiCで十分という印象です。トルザイトを採用することでロッドの価格が高くなるのであれば、SiCで十分と感じます。
製品は、良いものですので装備できるに越したことはないですが。
「TORZITE」トルザイトについて調べてみましたのでロッド選びの参考にしてみてください。

トルザイトリングとは？

富士工業(株)製のロッドのガイドです。
よくFujiと書いてあるシールとか見ますよね。

トルザイトリングはSiCよりも、内径が広くした分、外径はそのままなので、薄くなりました。
薄くなった分の軽量化ができています。

比較しているSiCリングについては「SiCとは？ロッドの選び方で重要なガイドについてわかりやすく紹介」をごらんください。

簡単に言うと、トルザイトリングは、SiCを超え、最上級のガイドということらしいです。

トルザイトリングの性能は？優れている点などの特徴

トルザイトリングは薄い

1981年に登場して以来、セラミックリングの最高峰として君臨し続けるSiC。
2013年に新開発TORZITEリングはSiCリングを上回る究極の薄さと、ガイドリングとしての理想形状を実現しました。
2014年、より幅広いライン角度への対応、暴れるラインへの対処ではＲ型の性能を上回るフランジ形状のトルザイトＦ型、「TORZITE – Ｆ」が新登場しました。

SiCで評価されている「曲げ強度」「粘り強度」については、SiCリングと同等ということです。
薄くしているのに同等の割れにくさがあるのはすごいですね。

薄さについてまとめます。
・SiCよりも薄い
・強度はSiC・トルザイトともに同等

トルザイトリングは軽い

リング単体重量がJ型SiCリングと比べ、トルザイトＲ型で約40％の軽量化、トルザイトＦ型は同等以下の重量。
チタンSiCスペックのリングサイズ12以下のガイドは、チタントルザイトスペックなら、１サイズ小さくすることが可能。

軽いについてまとめます。
・SiCリングよりも軽量化されてます。
・SiCよりもトルザイトはサイズによっては1サイズ落とすことができます。
・軽くなり、感度も向上しているようです。

トルザイトリングは優しい

形状との違いからラインの保護力が向上しているようです。
トルザイトは、緩やかな断面形状により、リング表面にラインが接触する長さがSiCリングの約2倍になります。
これにより、ラインに与える接触圧力は、SiCリングと比べて約半分に軽減されます。

優しいについてまとめます。
・ラインの滑り、ライン放出性能、リールのドラグ性能、リトリーブ性能が向上。
・ライン耐久性の向上。SiCリングと比べて4倍のライン耐久性。
・内面Rによって、ラインのちぢれを最小限に抑える効果。

ちぢれやすい細いラインにはいいかもしれないですねえ。

トルザイトリングは耐摩耗性

素材特性によりSiCと同等の耐摩耗性が実現しているようです。
FujiリングラインナップではSiCに次ぐ硬度という位置づけのようです。

耐摩耗性がすごいについてまとめます。
・メーカーでも同等と表現したりSiCに次ぐ硬度と表現したり・・・
・表現が微妙だけどSiCとは、同じくらいは硬度があるんでしょう。

結局どうなのトルザイトリング！（トルザイトリングは良い製品です）

色々調べてみて、トルザイトリング搭載のロッドを振ってみたいとは思いました。
しかし、ロッドを試す前から、ロッドを振っても「違いがわからないだろう」と思っちゃいます。

トルザイトリングは、メリットが語られています。
軽量化、飛距離UP、感度向上など。

だが、ネットでのみんなの感想・メーカーの製品情報を見てもなんも感じない俺がいる(*_*;
そこまで心が動かないのは、何なんなのか。

自分の心を分析してみました。

少し悪く言ってるような文章になりましたが、トルザイトリングは良いもので、現実に最上級のガイドです。
ただ、僕の印象では、皆が騒いでいるほど、SiCよりも変化してはいない。という印象です。
軽量化といってもごくわずか。メタルジグやガン玉などの重量の差は重要だが。
ガイドの、しかもごくわずかな軽量化は、俺には気づかないと思います。
なので個人的には、トルザイトリングはあったらいいけど、SiCで十分という感じです。

富士工業さん、次回劇的な変化のガイドを期待します。

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