冬の釣りを攻略。効果的な釣り方は?思考とテクニックや対象魚。
目次
真冬に釣る一尾
冬の季節は、ほとんどのアングラーがオフに入りますね。
そんな季節に海へ向かうアングラーの思考は?
そんなアングラーと、食事でもしながら釣りについて語り合いたいものです。
真冬に釣りをするアングラー達の思考に興味が湧きます。
僕の真冬の釣りに対してこのような思考でやってます。
・一級ポイントで釣りができることがうれしい。
・釣れない冬の一尾を手にできるかがテーマ。自分の思考と技術が正しいかを確認できる。
・一発大物に期待している。
・夏のエサ取り対策同様、冬にエサがまったく食われないことも釣り。難しいことが楽しい。
・ハイシーズンでも釣ることが難しい魚を、釣れない冬に釣ることが最大の勲章。
というような冬の釣りの楽しさもあります。
ストイックに冬の海に挑戦してみるのも楽しいかもしれませんよ。
今回の記事では、釣れない冬を釣るために押さえるべきポイントを紹介していきます。
ご自身の釣りに活かしていただき、釣れない冬を楽しんでいただきたいものです。
そもそも冬とは?
人間は気温が低下する12月ごろから冬を感じるのではないでしょうか?
多くの釣り人は、自分が寒いからという考えで、「もう寒くなったから魚も釣れなくなるだろう」とオフシーズンに入ったりします。
果たしてそうなのか?
魚を釣ろうとしているのであれば、魚の身になって考えねばなりません。自分が寒いからというのは単純すぎます。
海は1月までは晩秋と考えて良いでしょう。人間は寒くても魚は釣れますよ。オフシーズンなんてもったいないと僕は思います。
海の四季は、地上より冷え込むのが約1月~2月遅れます。ということは海の真冬はいつでしょう?
2月・3月といえそうですね。
もうひとつ釣り人あるあるですが、人間があたたかくなる頃、冬場オフシーズンだった釣り人が「春だ!暖かくなったから釣れるぞ!」と意気揚々と釣りに出かけます。
が、結果ボウズをくらってします。ということが良くあります。
これも人間中心な発想からおきるよくある光景です。地上が暖かくなっても、海中はまだ冬なのです。
4月、場合によってはGWあたりも釣れないイメージを持ってます。産卵期は別ですが。
この記事ではこの真冬の釣れない時期2月・3月を攻略すべく進めて行きたいと思います。
12月・1月は海は冬ではありませんので、防寒してがんばって海へ行きましょう。普通のやり方で釣れるはずです。釣り人も減り、最高の時期です。僕はこの12月・1月の時期を自身のハイシーズンと考えております。
釣り場によって状況は違う
2月・3月に水温が低下すると単純に書いてしましましたが、地域によっては差があります。
外洋の黒潮の影響を受ける地域のような、水温はさほど低下しない恵まれた海もあります。
一方瀬戸内海のような内海は、ひどく水温が下がる海もあります。雪解け水が河口に流れる海もあったりと様々です。自分が行く釣り場をこういった分析をするのとしないのでは、大違いです。
まずは、仕掛けうんぬんよりも科学的に考えて行かないとボウズが待ってます。
釣りは仕掛けとか技術も大事ですが、それよりも大事なのは、場所選びとか、魚の気持ちになるとかのほうが重要だと思います。
魚の居ないところでは、技術や最高のタックル・仕掛け・気合を持ってしても釣れるわけありませんからね。
釣り以前の話です。
真冬の魚の気持ち
魚は人間よりも寒さに弱いです。
人間は、寒いからといって冬眠して何も食べずに過ごしたりはしないです。
しかし、魚は水温が下がると動かなくなって捕食しなくなります。
目の前に食べ物が来たら食べるくらいでしょうかね。
もう10度を切ってきたら難しいでしょうね。
そもそも、晩秋を過ぎると魚たちは深みへ落ちていきます。過ごしやすい安定した水温を求めて移動していきます。
個体数が少なくなった冬の海で居付きの魚を狙うことになるのです。
ただ僕が考えるのはこういったネガティブなことだけではありません。
ポジティブに考えれば、残っている居付きの魚は、低水温に強い大型魚。
水温低下によって少なくなるのは魚だけでなく、魚のエサも少ないということで、それならじゃんじゃんマキエしたら自分のエリアに魚を集められる。
などがあります。
戦略としては水深のある釣り場を選び、集魚効果の高いマキエをガンガン撒く。
ですね。
冬場の攻略
冬の海や魚のことを書いてきましたが、極寒の海で厳しい釣りの中で、攻略できないこともないかな?と感じていただけたでしょうか?
さきほど触れたように、大型魚を狙うという意味では、この時期は絶対に良いはずです。
釣り人も少ないのでポイントへ入れ、エサ取りの小魚は減りますので、大型魚が釣れる確率は冬場のほうが高いのでは?と僕は思ったりします。ポジティブすぎるでしょうか?
それでは僕なりの攻略のポイントをいくつかご紹介させていただきます。
水深のある場所を選ぶ
水深のある場所は、水温が安定しているので、魚が居付く可能性があります。
浅場は水温が低下します。
水温の高い場所を選ぶ
温排水が流れ出る場所は、好ポイントです。魚は集まってます。
逆に雪解け水が流れてくるようなポイントは絶対避けるべきです。
日を選ぶ
冬に釣れないのは、水温の影響が大きいです。
やはり晴れた日を狙って行きたいところです。
あと風のない日です。冬の冷たい風は、海を冷やします。
当日だけでなく、風の吹いた後、数日は水温が低下しているので釣りに行く予定の前から風が吹いているか確認して、吹いていたのであれば日をあらためる決断も必要かもしれません。
時間を選ぶ
基本的に朝マズメは一番釣れる時間帯です。
冬はどうでしょう?
朝は水温が低いので、日が昇り、水温の上昇とともに釣れだしてくるパターンが多い気がしてます。
冬でも朝マズメは狙い時ですが、日が昇った時も休憩を少し先延ばしにしてやってみましょう。
ゴールデンタイムが訪れるかもしれません。
遠征する
いっそのこと冬につれるところに行ってしまう。
一番手っ取り早いですかね。
冬の時期は人間も活発ではないのでは。
風の強い日が多くなる冬、釣行回数が減るのであれば、その浮いた資金で普段行けない釣り場へ遠征というのも冬の釣りの楽しみになるかもしれません。
魚の気持ちになる
いつも言うセリフがまた出ましたね。
そう魚の気持ちになって口を使わせるのです。
冬に限った話ではないですが、魚が口を使ってくれない渋い状況ではこの思考が必要です。
イメージは赤ちゃんを相手にするようなイメージですかね。
タナでいえば、寒い時期海底にじっとしていると思うので、エサが浮き上がらないように海底に這わせて漂わせるようにします。
ルアーであれば、スローリトリーブで海底をトレースします。
エサならば、付ける針もオキアミも小さくします。オキアミ自体も皮をむいて食べやすいようにしてあげます。赤ちゃんに食べさせるかの如く。違和感を極力なくすため、ハリスも細くします。
冬の魚を選ぶ
とは言っても、釣れない釣りは楽しくないという人もいるでしょう。
それならば、冬に釣れる魚を狙うのがいいかもしれません。
投げ釣りで、カレイやアイナメ。
磯でメジナ。
海をあきらめて湖でワカサギ。
意外と楽しめるかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
だいぶ僕の個人的な考えが入っておりますが、参考になれば幸いです。
釣れない冬を釣りましょう(^^♪
釣りを本格的に初めて
1年半ぐらいの私ですが
去年の冬から春になるまで
ボウス地獄を味わいました笑
秋にあんなに釣れてたのに…
このブログは私のバイブル(聖書)笑
今年の新春からは魚の気持ちになって
頑張ります笑
2月頃からルアーやエサの届く範囲の魚が減るからボウズはしょうがないですねー!
今のうちに釣りたいですねー!
大物を!