ウェーディングについて思う事。海難事故に学ぶべき。反ウェーダーの持論。

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最近知り合った釣り仲間にウェーダーをいただきました。使用していないウェーダーがあるとのことで初めてウェーダーを所有することとなりました。
しかし、僕はほとんどウェーダーを着用しません。というか、ウェーダーを悪と思っております。
なので、いただいたウェーダーは、洗車の時や、大雪が降った時に使わせていただこうと考えてます。

もらわなければいいじゃん!と聞こえてきますが、そのご好意を断れなかったです(^^;

なぜ、ウェーダーを悪と思うのか?
僕の考えを今日は語っていきたいと思います。
今日は、ウェーダーをされてる方からブーイングの嵐かと思います(^^;
すみません。

こういう考えをする奴もいるのかと思っていただきながら、最後まで読み進めていただいて一度ウェーダーの着用について再度、考えていただき、安全に釣りを楽しんでいただきたいと思います。

結論から言うと、ウェーダーの着用は危険だということ。
私は自殺行為とすら思っております。

普通に考えて、ウェーダーを着用していて落水とかしたら、助からないと思っております。
ウェーダー内に水が入ってしまった状態で流されている状況を想像してみてください。もがき苦しんでるうちに体力が奪われて…
助かる方法と言えば、ナイフを携帯していて、うまい具合に早急にウェーダーを切り裂いて、体から取り外すことができれば助かるかもしれませんが。水中で簡単に切ることができますかね?
流されている状況下でライフジャケットを脱いで、ウェーダーを脱ぐというような器用なことをする?ライフジャケットが流されて終わりかもしれません。

大丈夫。そんな危険な状況下で釣りをしないよ。
って、慣れたアングラーは言いますよねきっと。

サーフだから大丈夫とか、ちょっとした磯で波をかぶらないように使用するだけとか、河川でも緩い流れの釣り場だから大丈夫。

そんな声が聞こえてきそうです。

たしかに、ほとんどの方は、気を付けているでしょうし、大丈夫だと思います。

しかし、水の中に落ちたり、足が抜けなくなったり、急な流れに流されてしまうアクシデントはすべてのアングラーに起きるかもしれないリスクで、その時にウェーダーを着用している場合、超危険であることは想像できると思います。

長年釣りをしていると、色んな所で、あの場所で事故があったんだよっていう話を必ず耳にします。
その中でもウェーダーの着用による事故は多いです。
そして、僕は思います。ウェーダーを着てなければ助かったかもしれないと。
僕は、ウェーダー恐怖症なのかもしれません。あの作りが恐ろしいんです。身動きが取れないという事に恐怖を感じます。

ウェーダーは機能的で、便利だと思ってしまうのは分かります。
ウェーダーがカッコよく見えて所有したくなる気持ちは分かります。
そして、メーカーや販売店も売りやすく、実際売れるということも分かります。
しかし、僕は断然ウエットスーツをおすすめします。
そして、心ある販売店のスタッフの中には、「ウェーダーはおすすめしません」と言ってくれる人がいることも知ってます。
今日はブーイング覚悟で、ウェーダーの着用について、真っ向から反対してみたいと思います。
余計なお世話だと思いますが、ウェーダーがメリットだけではなくデメリット・万一のとき、命を落とす危険な装備になってしまうこともあるということを伝えたいと思います。

聞いた事例

事故を特定して記事にするのもどうかと思うので地域や場所などは書きません。

ある事故では、シーバスアングラーがウェーディング中に急な流れが入り、足を取られて態勢をくずしてしまい見る見るうちにアングラーはパニック状態になり、やがて逆さになってしまい死亡したケース。
まわりで見ていた人もまさか死んでしまうとは思わなかったと。
そして、その場所では何度も同じケースの事故が起きているそうです。という事は、予期できないことが起きる場所で、それに遭遇してしまった場合には命を落としてしまうのだと思います。

別の事故では、関係者から詳細が語られております。
夜間、少し外れた場所からのルートで入水し、入水後すぐ30分以内といわれております。本人から流されていると110番に連絡入った。その30分後くらいから海保の捜索活動が始まった。しばらく電話はつながったりしたが、強風で会話にならない状況だった。その4時間後、発見されたが死亡が確認された。
当時の状況は、大潮の下げ、潮位は+80cmほど。入水には問題ない潮位でした。しかし、風速が10mと強風であったため、流れが速かったと思われます。同じ場所で釣りをしていた人の話では、かなり沖でフラッシャーが光っていたと。事故発生から4時間半ほどで5㎞~8㎞も流されていたようで海の流れは恐ろしいほどに速いということが分かる事故です。

思う事

一番安全なのは、ウェーディングをしないことですが、お店で売ってますし、水に入れば有利に魚を釣ることができます・・・
僕は、知人とウェーディングの話になれば、ウェーダーの着用は危ないと話します。そして、僕は着用しません。
もし、どうしても着用するのであれば、通常の装備に下記の装備の持参をおすすめします。
・フラッシャー(SOS点滅機能付き・防水)
・スマホ防水ケース(海難事故:海上保安庁118番)
・ナイフ(水が入り身動きできないウェーダーを切り離すため)
※装備すべてを案内することはしません。なぜならば、僕が案内したものだけで命が守れることはないからです。他の人のブログなどでよく、装備を紹介してると思いますが、それで充分だとは思わないでください。自分の命は自分で守りましょう。十分すぎるほど、考えられること・準備できることはすべてやってください。

まだまだ話したりませんが、今日はこのへんで。また続編を記事にしたいと思います。
2度と見るもんか!ってウェーダーされる方に思われてるかもしれませんね(^^;
すみません(^^;
でも、俺はこえーんだよ!ウェーダーという洋服が!悪魔の着ぐるみだ!
ウェーディングするなら気を付けてくれ!
死ぬなよ~!

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