クロダイの釣り方。エサ取りが多いとき、流れが速いとき。対策例。

Pocket

前回の記事では、クロダイ釣りで、高活性な時期に僕が使用している激安自作ダンゴの配合などを話しました。
今回の記事は、その自作のコマセダンゴを使用して、実際に釣りに行った時の話をしたいと思います。

今回は、僕が黒鯛を釣ろうとあれこれ試行錯誤したことも話していきますのでよろしければ参考にしてみてください。

この日は、海の状況から数釣れないかなと一瞬思ったんですけど、
色々修正して、何とか8尾釣ることができました。
厳しい状況の中、僕の今のレベルでは、まあまあかなと満足できる釣りとなりました。

今回は初心者さんとかが、困ったときに試してもらいたいと思ったのでこういう形で記事と動画を作ることにしました。
動画はこちら↓↓↓

参考にしてくれたりしてお役に立てればうれしいです。
そして上手な方は、もっといい方法ありましたらアドバイスをいただけるとありがたいです。

それでは、当日の状況を語っていきます。

10月24日、小潮

前回9月は、フカセ釣りで48cmを釣ったので、
今回は、のんびりダンゴ釣りでウキの反応を楽しみながら
秋の数釣りを楽しむつもりでした。
それが、最終的にはフカセ釣りをやらなくてはならない状況になるとは・・・

秋といえば数釣り、
この時期はサイズは出なくとも、楽しい釣りをしてきたので今回も楽しみに海へ向かったのですが・・・

なかなか釣れなくて、困りました。
釣り始めてまず困ったことはこれでした!

海中の流れが速い!

中層から底にかけて流れてる感じ。
海中は見えないので、実際どうなのか分かりませんが、
まずは釣れない原因を海中の急な流れと決めつけて仕掛けを
修正しました。

思いつくことを、一つづつ確かめていきます。
ずっと同じことしてても、釣れない状態ままですからね。

このポイントは、水深は約6m、いつも釣れるタナは5mくらい。
経験からこの場所は、底から少し浮かせるのがいい場合が多いところなので、今日もそのあたりで釣ろうと、まずは決め打ちしてました。

しかし、流れが速く、狙ったタナにさしエサをとどめておくことができない状況でした。
完全な空想ですけどね。

そこで、
仕掛けの修正をしていくことにしました。
まずはじめに修正したのは、

ガン玉をつける

ガン玉をつけました。
急な流れでも仕掛けが落ち着くようにオモリをつけました。
今回はダンゴ釣りなので、海底にコマセを入れて、そこに黒鯛を寄せて釣って行きたいという戦略でスタートしてるので、べた底でなくとも、なるべく下の方で、コマセから離さずに、その周辺で付けエサを漂わせたいのです。
そういうことで、オモリをつけました。

それでも魚からの反応はなく、
まだ狙ったタナ、底の方に行ってない気がしたんで、次にこんな修正をしました。

ハリスを短くする。

ハリスを短くしました。
長いハリスだと大きく流されて下手したら真横に流れてる可能性が考えられます。底どころかかなり浮いてる可能性があります。
そこで、ハリスを短くして狙ったタナに付けエサをとどめようと
考えました。
ハリスが短いということは、浮き上がりが少なく、オモリの位置あたりのタナになるイメージです。
もちろんハリスを短くしたら、タナが浅くなってしまいますので
ハリスを短くした分の長さ分、ウキ止めを調整して同じタナになるようにしてます。
昔の人は60cmくらいで釣りをしてたらしいですからね。
釣り具やの方に教わったことありました。
見た目は変ですけど、僕はたまに、短いハリスにしたりします。
普通に魚は食ってきます。ハリスを長くとれば釣れるということはありません。

オモリをつけて、ハリス短くするという修正をしたら
当たりが出始めました。

何とか小さいけど1尾釣ることができました。
そのあとは、流れがなくなったり、早くなったりありましたが、
ぽつぽつと釣ることができました。
サイズは相変わらず小さいですが、数釣りが楽しめるかなと心穏やかになりました。

しかし、その後、また問題が起きました。

エサ取り襲来‼

仕掛けを海へ投入するとすぐ何者かに付けエサを取られてしまうようになりました。
ウキにも反応が出ず、仕掛けを回収するとエサがなくなっている。
コーンをつけても取られます。
友達から練りエサをもらって、付けてみても取られます。

エサ取りの犯人は?

ウキには反応が出ないので適当なイメージで、
仕掛け投入後、数秒後に合わせてみると
釣れてくる魚がいました。
小さいフグでした。
その後も、その方法で釣れてくるのは、
この辺ではめずらしいデカフグ、イワシ。木っ端メジナ。
おそらく、ダンゴにこんな魚たちが集まっていて、一瞬でエサを
取られてしまうのでしょう。

釣り場を見渡すと、ほとんどの釣り人が足元や近い距離にサビキ仕掛けでアミエビをガンガン投入していて、小魚を釣ってました。
相当な数の魚が寄ってました。
ウキの周りにもボラがたくさん寄っており、
よく言われる釣りにならない状態でした。
釣り人は絶えずアミエビを投入するので、小魚は一向に、いなくなることは無く、むしろ小魚は増えている感じでした。日中はこんな状況になる時は良くある状況です。

ダンゴを重くしてすぐ沈んでくようにしたり、
固めにして、割れる時間を長くして、小魚にエサを取られる前に
黒鯛が近づいてきてくれないかなどためしましたが、状況は好転しませんでした。

とうとう決断しました。
これしかない・・・

遠投釣法

遠投しかないと。

手前はもうだめなので、遠投して、沖の魚を狙うしかないと。
これには決断が必要でした。
今日の朝から育ててきたポイントを捨てるという決断です。
黒鯛も寄ってるはずなので、捨てがたいですが、時間も過ぎていき、これ以上、ダンゴが投げられる飛距離の範囲で取れる対策が考え付きませんでした。上手な人、こんな時取れる対策あったら教えてください。

遠投するには、ダンゴでは遠投できないですよね。ダンゴって重いですから。
フカセ釣りに切り替え、遠投できるコマセを作るところからやり直しです。
第2ラウンドって感じですね。

この日、黒鯛を狙って釣りを続けるのであればもうこれしかないかなということで、新たに遠投用にコマセを作って、仕掛けも遠投できるウキに変えました。遠矢のDP300です。

ダンゴの投入地点の3倍くらい先にポイントを決めて試してみました。
まさか遠くのポイントにも、エサ取りがいるのか気になるので、投入後、コマセをうち、しばらく放置しながら、遠くのウキをよーく見てましたが、ウキは無反応。そーっと仕掛けを回収ししてみました。
イメージ通り、エサはまるまる残ってました。
遠くのポイントにはエサ取りは、いません(^^♪

この辺から楽しくなってきましたね。

徐々に黒鯛との間合いをつめて行ってる気がしてきました。
釣れる気がするときってありませんか?

何度か仕掛けを流すと、ウキがきれいに海中に入りました。
大きく合わせると、けっこうな重みの魚がヒットしました。
底へズンズンと叩くような、引きから黒鯛だと思いました。
重み、引き抵抗から40cm以上はあると思って、遠くから十分魚とのやり取りを楽しみながら、寄せてきました。
すると、魚の正体は、なんと真鯛でした。
32cmくらいと小さいですが、やっぱり真鯛は引きが強いですね。

なんとかやり方を修正した結果が出たので、引き続き、遠いポイントを狙っていきました。

引き続き、ウキが海中に消えてなくなり、今度は、先ほどよりも重みはないですが、底へズンズンと叩くような引きでした。タイの引きです。
海面に現れたのは、今度はクロダイでした。
大きさは、さっきの真鯛と同じ大きさ32cmくらいでした。
やっぱり真鯛の方が引きますね。

ここで、この日は納竿となりました。
釣れたこともうれしかったのですが、
今日の釣り場に対応できたことがうれしかったです。
特に、30cmを少し超えるくらいの小さい真鯛でしたが、
自分にとって、うれしい価値ある1尾でした。

小さいサイズも含めて8尾。へたくそな自分にしてはですね、
この釣りづらい状況の中、十分満足できる内容でした。楽しかったです。

友達も黒鯛、ヘダイなど数尾釣って満足だったのではないでしょうか。
釣りづらい日でしたからね。

まとめますと、今回は、海中の流れが速く、仕掛けがぐちゃぐちゃ
だったので、おもりを乗せて、ハリスを短くするという対策をしました。

問題①海中の流れが速い。
対策1ーおもりをつける。
対策2ーハリスを短くする。

そして、エサ取りが増えてきて釣りにならなくなってきたので、
近いポイントを捨て、遠投でポイントを遠くにしました。

問題②エサ取りで釣りにならない状況
対策1ーポイントを遠くに変えた。
対策2ーコマセ、仕掛けを遠投仕様に変えた。

もっといい方法があると思いますが、このやり方で、釣ることが
できました。

また、難しい状況があって攻略できたら記事や動画を作りたいと思います。
黒鯛初心者さんやこれから釣る方なんかのお役に立てたらいいなと思って動画作ってみました。
上手な人見てくれて、もっといい技術ありましたら
アドバイスいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

Follow me!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です