カブトムシとクワガタは田舎に行かなくても獲れます!
出陣!クワガタへのバナナトラップ
夏を前に子どもに虫かごを買ってあげたのですが、ぜんぜん虫捕りに行ってない!
買った日に、虫かごのすき間から逃げてしまうくらいの、小さなカマキリの子供や、小さいバッタを入れただけで、虫かごの存在すら忘れとった(*_*;
それでも、虫を探しに草むらで、子供たちは大喜びでした。
そして、訪れた真夏。
やっぱり、子ども達の王様である、カブトムシやクワガタを見せてあげたい。
ということで、少し出遅れ感がありますが、情報を収集してみました。
調べていてびっくりしたのですが、僕の住む地域でもカブトムシやクワガタが捕れるらしいことが書かれているではないですか!
そこで、今回は、試しに家の近くで、カブトムシ捕りをチャレンジしてみようと思いました。
以前から気になっていた大きな木がけっこうある場所。
そこにしよう!
思い立ったら、すぐやりたくなる性分。
材料を買いにスーパーへ。
必要なものは、
・バナナ
・焼酎
・カルピス
・砂糖
・ストッキング
スーパーで、腐りかけの見切り品のバナナと、焼酎(僕は酒飲まないので家に無い)を買い、作成を開始しました。
ストッキングは買うまでじゃないと思い、釣りで使用するカニ餌を入れておくネットがあったので、それで代用しました。
思い立ったらすぐ飛び出す性格なので、お昼ご飯を食べながら思い立って、バーッと準備が整いました。
暗くなったらいざ出陣となるわけで、調合したバナナトラップは充分に発酵させることはできません。
でも、この辺は、アバウトな性格。やりたくなって始めてしまった冒険は止められることもありません。今日のところは充分に発酵させて、明日にしよう!とは当然なりません。その夜に、さっそく息子と一緒に、トラップを仕掛けに行ってまいりました!
真っ暗な林の中。
昼間は生活音の大きさで気にならない虫の鳴き声が大きな音をあげている。
たまに、野鳥の鳴き声がしたり・・・
息子は、最初は怖がっていましたが、じきに慣れてきて、夢中で回りを観察し、虫を探してました。
良さげな木を見つけ、トラップを仕掛けました。
すると、その仕掛けた木をよく見ると、蜜がでているところに、虫らしき黒いものが見えます。
コガネムシか何かか?
「クワガタだー」
子どもが見守る中、直径30cmにも満たない小さなアミでクワガタに忍び寄ります。
「やばい。息子の期待感ハンパない。絶対失敗できん。捕り逃がすことができない。」
「しかも、このアミ小さすぎる。釣りで使うタモ持ってくればよかった」
ハイプレッシャーの中、アミをクワガタめがけてかぶせます!
・・・
捕ったど~!
息子も大喜び。なんとか父の威厳を保つことができました。
自宅に戻り、留守番をしていた次男と男3人でクワガタをしばし観察しました。
夏はやっぱり昆虫だな・・・
子供に戻った気分だ。子供の頃の夏休み。
大人になってから、夏休み気分を感じられなくなってたなあ。
よし、明日の朝に備えて寝よう。
翌朝、バナナトラップにカブトムシは?
もうすぐ夜明けという時間帯。バナナトラップを仕掛けた場所へ向かいました。
すると、仕掛けたバナナトラップが無くなっていました。
盗まれた?
いや。木の根元付近にどっさり落っこちてました。
マジか・・・
失敗かと思い、気を落としていると、
バナナトラップを仕掛けていた木の部分を見ると何やら黒いものが動いてます。
「カブトーーーーー!」
木にこびりついたバナナエキスを食べていたのでしょう。
「これは、絶対に捕らんとならん。父として。かならず・・・」
カブトムシめがけてアミをかぶせる!
捕ったどーーーーー!
なんとか虫かごに入れることに成功して胸をなでおろす。
良くやった。俺。
まだ子供たちの寝ている自宅へ戻り、僕も眠りにつきました。
翌朝、子供たちが起きだしたので、今朝のことを話しました。
そして、昨日のクワガタと一緒に入っているカブトムシの入った虫かごを見せると、
きゃっきゃ言いながら大喜びしてくれました。
小さな虫かごがにぎやかになったなあ。今朝カブトムシともう1匹、クワガタのメスも捕まえたので、3匹います。
しばらく、エサとかあげたりして子供たちと楽しめるかなあ。
などと考えてると、
「逃がしてきてね」
何ーーーーー!
妻の一声。(虫嫌いで、逃げ出す恐怖があるのだろう)
俺の夏休み気分も終わり。
大人に戻らされ、翌日、もといた場所へ、虫たちを逃がしに行きました。
また、獲りに行きたいと思います。
クワガタ捕りの様子はこちらの動画をご覧ください。
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