STEP6まで読み続けてくれてありがとうございます。
団子釣り講座は、このSTEP7で修了となります。
修了証を発行したい気分です。
また別のコンテンツで団子釣り以外の講座も増やしていきますので、また釣りの楽しみを増やしてみてください(^-^)
ここまで勉強してくださった方は、とても勉強熱心で、釣りに対する情熱が高く、きっと堤防の英雄になるにふさわしい人物だと思います。
後に極めたら人に教えられる知識を手にして、師とよばれるでしょう(^-^)
基本的にはSTEP6までのことができれば、もう釣れちゃいます。
団子釣りは基本的には、STEP6までを繰り返して釣りをします。
あとは、よりクロダイを効率よく釣っていくかということを極めていくことのみです。
効率的にクロダイを寄せて、クロダイの食欲を掻き立てて、餌を食わす。
クロダイのアタリを確実にヒットさせ、ばらさないでゲットする。これを極めるのみです。
そこそこ釣れても、針がかりさせられずにばらしたりしてしまっては、もともと数少ない型物をゲットできるチャンスを逃し続けることになってしまいます。
このSTEPでは、アタリのとりかた~やり取り~取り込みまでを考えてみたいと思います。
自慢ではありませんが、僕は、型物のクロダイがかかった際に、ばらしてしまったということはほとんど皆無です。
1度だけありますが、その時は、クロダイ狙いではないライトタックルでした。
がんばってはみたものの、元気な40cmクラスのクロダイをばらしました。
一般的なことも紹介していきますが、私が型物をヒットさせた際には、本能的にばらさないように必ず手に入れようと、体が勝手に動きます。
その方法でばらしたことは、ありません。
なので私のやり方は、正しいと個人的には信じてやっております。
賛否両論あると思いますが、一般的なことと共に、私の考えもお伝えしたいと思います。
まず先に私の考えをお伝えします。
よく言われることと違う点もあると思いますが、僕は個人的にこうしています。
アタリを確認したら、ビュンと音が鳴るくらい勢いよく合わせます。
魚を驚かせてしまうとか、合わせ切れするとか言われてますが、僕は思いっきり合わせます。
というかそのようになってしまいます。
そのようになってしまいますとは、僕の考えていることが、行動に映し出されてしまっているのです。
僕が釣りをしているときに考えていることは、クロダイの型物を釣り上げることしか頭にありません。
小魚やカイズクラスは、頭にないんです。
なので、毎回アタリが出れば、型物と思ってビシッと合わせを入れてます。
エサ取りの小魚の大群に悩まされる、ヒイラギしか釣れないような時間が続いても、次のアタリもどうせ小魚だろうな?とは微塵も思わず、型物だと思って、合わせを入れ続けます。
僕は尋常ではないプラス思考なんです。
周りの人が、半ば小魚の大群にあきらめかけて、ゲームを放棄していても、僕は、型物との真剣勝負をひたすら信じて続けてるという感じです。
ただし、僕に合わせを入れられた小魚たちは、大変です。
口が飛び出てしまったり、一瞬で海面に釣り上げられ、軽いもんだから、真後ろの地面や壁にすっとんで行ったり。
ほんとにかわいそうです。ごめんなさい(^^;
でもどうでしょう?
大きなクロダイの口はとても固いです。
しっかり針をかけないとばれてしまします。
周りでもクロダイっぽいあたりなのに、バラシてしまっている光景をよく見かけます。
きっと針が引っかかってるだけで、しっかり刺さっていないのでしょう。
合わせを入れてヒットしたと思ったらすぐバレてしまった。
というパターンは針がかりしていないんだと思います。
かなり格闘してバラシたのであれば針が取られているか、ハリスが切られているはずですもんね。
ではそのあとのやりとりに行ってみましょう。
やりとりでの竿の使い方やリールの巻き方なんかは、僕も一般的なやり方になってますね。
でも一つ言うとすれば、僕はたぶん人よりも冷静に落ち着いていると思います。
おじさんがあせって必死になって、一生懸命格闘しているのを見かけますが、落ち着いてー!って声援を送りたくなります。
友達だったら、大丈夫。落ち着こう!って言うでしょう。
先に述べたように、しっかり針がかりしていれば、無理をしなければ、バラスことはまずありません。
クロダイの特徴はパワーはありますが、スズキや青物のようにスピードはない魚です。
僕は、あせらずゆったり格闘しています。むしろあの底へずんずん引かれる感覚を楽しんでます。
今までの型物で一番元気が良かったなと記憶するクロダイとは、15分位格闘してタモに入れました。
後ろには、ギャラリーが集まり、お子さんも含めて10人くらい集まってましたが、早く釣れよ!って思ってたかもしれませんが、僕はマイペースです(^-^)
バラさないように強い抵抗があればラインを出し、相手が休憩したらリールを巻き、確実に弱らせ、海面まで浮かせ、さらに十分空気を吸わせ、動きがぱったり止まった状態でタモ入れをしました。
クロダイからしたら、嫌なやつやなー!と思ったんじゃないでしょうか?冷静すぎて。
まとめると、アタリに対してアワセはビシッと!しっかり針がかりさせ、そのあとはあせらずゆっくりと取り込むということですね。
見ていると、だいたい針がかりしてなくてバラしていたり、あせって強引に寄せようと魚と綱引きになって、ハリスが切れたりというのがバラシのパターンなので、ぜひよろしければ、僕のやり方でやってみてください!
なんせ型物をヒットさせているし、ばらさずゲットもできてるから間違いないと思うんだけどなー(^-^)
ということで長くなりましたが、一般的なアタリ~やり取り~取り込みまで紹介してみます!
アタリの取り方
- アタリが出たら、糸ふけをそーっと取ります。ラインが多く出ている状態で合わせても魚に針がかりしません。
- 僕のようにビュンと音のでるような大きなアワセはしないでソフトに大きくが良いと言われてます。魚を驚かせないように、合わせ切れしないように。ホントかー!?僕は僕のやりかたで行きます!
- とは言っても当たり方によっては、その状況に応じた合わせがいいということもあります。
- ウキがスッと海中に消しこむ勢いの良いアタリ: ソフトに大きくゆっくり合わせたほうが良いです。魚がエサをくわえて引っぱっていってる状況なので、強く合わせなくても針がかりします。強く合わせると、ハリス切れるかも。でも僕は、ビシッと行っちゃいますけどねー( `ー´)ノ
- 棒ウキの場合、数メモリ、場合によっては1メモリくらい沈んで止まるアタリ: 僕のようにビシッと合わせます。くわえてじっと動かない状態なので、しっかり合わせないと針がかりしません。ソフトに大きくじゃバラスかもしれないよー(^-^) 魚の食いが悪い状況は、何の前触れもなく2cmくらい沈んで居食いしてたりなんてこともあるので、この辺の繊細なあたりは、やっていれば経験すると思います。
やり取り
クロダイのアタリは、ずんっずんっと底へ底へ引っぱっていく感じです。沖へ沖へって感じでもあります。他の魚のように横へ走るような感じではないので、それに応じたやりとりが必要です。
- 竿先をしっかり真上に立てている状態で、戦いましょう。初心者さんにありがちな、竿をおろしてリールを巻いてしまうと、クロダイ有利で間違いなくやられちゃいますね。あせったおじさんもこれでバラしたりしてます。しっかり竿のしなりでクロダイの反撃を吸収しましょう。
- 道具でも紹介しましたが、ここでレバーブレーキがあるともうクロダイに負ける気がしませんね。クロダイの反撃にやばいなと思ったらラインを出せるので。
- 魚の習性として、引っぱったほうの逆に逃げようとします。必要に応じて、これを利用しましょう。例えば右のほうにテトラがあってそこに逃げ込まれたらまずいという状況では、あえて右に引っぱると左に行ってくれたりします。隣の釣り人の迷惑にならないように魚を誘導もできます。ボラやスズキなんかが、かかった際は縦横無尽に走りますので、周りに迷惑がかからないように、この習性を利用します。一番いいのは、沖へ沖へ逃がしながら取り込めるのが理想ですが。
取り込み
上記のやり取りで、己の知力と洞察力を使い、海面まで浮かせることができたら、空気を吸った魚は、暴れなくなりますので、タモに入れましょう。ここでもう少しで釣れるからと言ってあせってタモ入れしようとして、魚が暴れてバレてしまうことが多いです。僕のように慎重にとまでは、言いませんが、十分に空気を吸わせてからタモを寄せましょう。決してタモで追いかけまわすようなことはしないように!魚が大暴れで逃げ回ります(*_*;
まとめ
僕の戦闘スタイルは、無理せずに暴れる魚を、なだめながら、あまり正面切って戦わずに平和的にタモにおさめる。型物は力が強く重量もあるので絶対にばらしたくないので・・・
せっかくなので、型物との格闘も時間をかけて、ギャラリーに見せつけて、波止のヒーローになりましょう( `ー´)ノ